日目 〜えあぽーとたくしーの洗礼〜

2007年2月4日。僕らは夜8時ごろ関空出発の便でベトナムに出発した。

お得なツアー盛りだくさんのH.I.S.で、あえてツアーを組まず、日本から格安航空券(7万ぐらい←後から考えると全然格安ではなかった。)と、日本から取れる一番低いランクのホテル(1泊一部屋3000円ぐらいでホッとシャワーもべっともついてる←これも現地に行くともっと安くていいホテルがあった)だけをおさえて出発したのである。僕らの専属担当員である、ひこむら君と相談し、このような形になった。それが、出発日のなんと2週間まえ。ズルムケネリー君にいたっては、パスポートすらまだ手元になかった。だが、この旅は決して思い付きではない。実は、06年の夏から計画してて、ずっと温めてきた(?)取って置きのプランなのだった。それが、われらが師匠、マスターひろしの、「大切なのは絶対的時間ではない」という一言にまるでぼくらは取り付かれたかのように、気づいたときにはもう、ハノイ行きの航空券を手に飛行機の前にたっていたのだ。わが師匠、ますたーひろしに感謝。

そして、ベトナム・ハノイのドイバイ国際空港(多分あってる)に降り立ったのは現地時間で夜の11時頃だった。

この時期のベトナムは思ったほど暑くなかった。てかちょと寒いぐらい。。。実は、張り切りすぎた二人は日本出発便で二時間前にチェックインをすましていた。そのせいか、ベトナムの空港で荷物が出てくるのは一番最後で、めちゃ待たされたのだった。空港で、コンアン(公安)に怪しい目でじろじろ見られながら、ビデオ撮影を終え、空港からホテルのある市内までのエアポートタクシー探しを始めた。

実は二人で、ビデオ撮ってる間も、ひっきりなしにいろんなおっさんやねぇーちゃん、おまえこっちに乗れよといわんばかりに、手招きしていた。と僕ら二人は、ぜってぇーにぼったクラレねーぞと意気込んで、大切なのは事前交渉だと言い聞かせながら、タクシーの運ちゃんのところに行った。「ハウマッチ??」と聞きまくると、むこうは「めーたー!めーたー!」の一点張り。相手の文化水準をなめすぎるのもよくない、ここは信じようと、あきらめてエアポートタクシーに乗り込んだ。なぜかそのタクシーには、うんちゃんの友達?も同乗していた。

エアポートタクシーの車窓からは、予想はしていたけど、信じられない光景がたくさん見られた。2人乗りは当たり前、最高4人乗りのバイク、そしてそのバイクの無残な事故現場。(これは、次の日からバイクに乗ってやろうと意気込んでいた二人を若干なえさせた。)ベトナム式の、車の指示器の使い方。(指示器は基本的に「お前どけよ」のサイン)ゴーストタウンと化した町・・・。

そーこーしている間にもメーターはぐるぐるまわり、ばりばり数字があがっていく・・・「あれドルだとしたらマジ切れて逃げようぜ」といいながら、40分ほどでホテルのある旧市街地についた。日本から予約したホテルは、最低ランクとはいえ、さすがH.I.S.専属担当員のひこむら、いい条件のところを用意してくれた。その情報によると、ホットシャワー、テレビ(ケーブルも可)、エアコン、冷蔵庫、8階建て、大型駐車場(観光バス可)、エレベーター(一機)、24時間ポーターサービス、ルームサービス、ベビーシッター、ブティック、朝食用レストラン、旅行代理店・・・す、すげぇ〜これってほとんど一流ホテルじゃん!まぁ最低でも、APAホテル並みの門構えだろう(APAの従業員の人ごめんなさい)と思っていた。

のだが…いっこうにホテルがみつからない…タクシーの運ちゃんも「??」…と、運ちゃんが「あ、ここや」と車をとめてくれた。ん?見た目は、ただの家っていうかマンション?駐車場なんてみあたらねーぞ?それはともかく、精算精算とメーターをみると、メーターは20,0000ドン。一万ドンが約70円だから、1400円。安い!!が、ベトナム的には妥当な値段。僕らはドルしかもってなかったので、「ドルで払いたい」と伝えると、「20ドルだ」と。ん??高くないか?1ドル120円ぐらいやから・・・2400円!!!「ん〜ぼったくろーとしとるな」と感じた僕らはせめて「18ドルだ」といっても、「20ドル!」の一点張り・・・疲れていたのでしゃーなしで20ドル払った。でもよくよく考えてみるとやっぱし、1ドル=16000ドンだからやっぱりぼったくられてた〜!!くやしいぃ〜。でも、「もう二度とぼったくられね〜ぞ!」と誓った二人だった。

ホテルの玄関は一応ガラス張り。そのガラスにはシールでRIVERSIDE HOTELと書いてあった。「よかった〜ここ、ここ!ぼったくられたけどちゃんと目的地に届けてくれたからええか。」でも、全くリバーがなければサイドでもない。ガラス越しに中を見ると・・・。「!!!!!」。青年達が、真っ暗闇のなかで、地べたでたむろして酒飲んでる。布団まで敷いている!!!謎。。。。でも、HOTELとかいてるので入るしかない。入ると、おお来たかという感じでボスっぽい男(ゆーて20代後半)が、おもむろにフロントらしきところへ・・・「パスポート」とパスポートを見せて、チェックイン終了。部屋へ案内される。部屋は、まぁ綺麗で整っていた。でもなんだったんだ??あの奴らは・・・という謎が残る。ベトナム人は怖い。前交渉重要。とつぶやきながら一日目を終え、眠りについた。